ヌメ革とタンニンについての説明
ヌメ革とは、植物の渋に含まれる成分の「タンニン」で鞣した皮革の事を言います。
特徴は丈夫だという点が特徴だと言えます。
この皮革は非常に硬いので丈夫で長持ちします。
また、変色しやすいという大きな特徴があります。
例えば、人体の皮脂等による変色や、太陽光による影響の変色です。
この変色はメリットでもあるしデメリットにもなります。
但し、変色を楽しみたいという人にはうってつけの皮革です。
タンニン(tannin)とは、植物に由来するものです。
タンパク質アルカロイド、金属イオンと反応することにより、結合し、難溶性の塩を形成する水溶性化合物の事です。
タンニンという言葉の由来は、「皮を鞣す」という意味の英語「tan」に由来する。
本来の意味としては、製革に用いる鞣革性を持つ物質のことを指す言葉であった。
自然の植物世界に普遍的に存在しているものです。
茶・ワイン・柿に含まれているのは有名です。
口に入れた場合には、強い渋みを感じさせるのが特徴です。